今日は仕事の帰りに、大阪市の中央図書館に行きました。
予約していた本が準備できたとのメール案内が、2、3日前に届いていたからです。
映画監督の松井久子さんという方が書かれた「ターニング・ポイント」という本を取りに行きました。
この本は、1年ほど前にも借りて読んだのですが、思うところがあって、もう一度、読みたいと借りました。
1年ほど前にこの本を読んだきっかけは、何かのインタビュー記事で、松井久子さんが、
「英語ができない」ぐらいでは、海外をあきらめる理由にはならない
と言っているのを読んだ時に、えっ!スゴイこと言う人だなっと思ったからです。
映画の「ユキエ」や「折り梅」で、200万人という観客を動員した映画監督の松井久子さんの本です。
雑誌ライター、マネージャー、プロデューサーを経て、50代で映画を作られた方です。
その松井さんがさまざまな人との出会いをおりまぜて、半生を語っています。
母として、表現者として、経営者として生きてきた歴史を、すばらしい文章表現で、一気によませてくれます。
迷いつつも目の前にあることに真摯に向き合って、時に大胆に、そして必死に生きる。
必死に生きているからこそ、時には手痛い思いをしても、温かな出会いに恵まれるのだろう。
松井さんの人生での宝物のような出会いに感動しました。
出会った人たちのいろんなエピソードに、泣きそうになりました。
この本からは、明日に踏み出す勇気をもらいました。
自分も年を重ねて、いくつかのターニング・ポイントがありました。
その時々で、お世話になった人たちのことが目に浮かんできました。
出会いに感謝!
おれもやらなくっちゃ^^;