2008年11月11日火曜日

単純にポジティブがいいのか?

最近、努めている会社で、積極的に捉えるとか、ポジティブに考えよ、とかいうテーマの研修が行われている。

ポジティブが大事なんて、そんなこと、みんなわかっていますよね。

でも、わかっていてもできないこともあるよね。

人間だから、落ち込むこともあるし、ずーっと、ポジティブを保つことなんて、できないのが普通と思います。

ところで、話をしていると、ものすごく元気をもらえる友人がいる。

その人のことを思い出すだけで、心が明るくなる。

あるいは、本を読むと気持ちが満たされるたり、元気をもらえる、そういう本がある。

それは、単に「ポジティブ」とか「積極的」といったものではなく、もっと、その人の持っている本質的なものだと思う。

一方では、話すだけで、とっても疲れてしまう人がいる。

口ゲンカをしたり、言い争いをしたわけでもなく、これといった理由もないのに、とても不愉快な後味が残る。そういう人もいます。

その違いはなんだろう?

その人の考え方が、ポジティブかネガティブか、ということではない。

すごくポジティブな考え、行動、そして、明るい性格なのに、接すれば接するほど気持ちが落ち込まされる人もいる。

一方で、ポジティブさなんて、全然なく、とっても大人しい人なのに、ほんの少し話をするだけで、すっごく元気をもらえる人もいる。

人生に対する姿勢が積極的か消極的かとか、また単純に性格の問題でないようだ。

年を重ねてきて、最近、それがわかるようになってきたような気がする。

それが、なにかと思っているかは、いつか、このブログで書こうと思います。

今日は、禅問答みたいになりました。

それではまた。