最近、努めている会社で、積極的に捉えるとか、ポジティブに考えよ、とかいうテーマの研修が行われている。
ポジティブが大事なんて、そんなこと、みんなわかっていますよね。
でも、わかっていてもできないこともあるよね。
人間だから、落ち込むこともあるし、ずーっと、ポジティブを保つことなんて、できないのが普通と思います。
ところで、話をしていると、ものすごく元気をもらえる友人がいる。
その人のことを思い出すだけで、心が明るくなる。
あるいは、本を読むと気持ちが満たされるたり、元気をもらえる、そういう本がある。
それは、単に「ポジティブ」とか「積極的」といったものではなく、もっと、その人の持っている本質的なものだと思う。
一方では、話すだけで、とっても疲れてしまう人がいる。
口ゲンカをしたり、言い争いをしたわけでもなく、これといった理由もないのに、とても不愉快な後味が残る。そういう人もいます。
その違いはなんだろう?
その人の考え方が、ポジティブかネガティブか、ということではない。
すごくポジティブな考え、行動、そして、明るい性格なのに、接すれば接するほど気持ちが落ち込まされる人もいる。
一方で、ポジティブさなんて、全然なく、とっても大人しい人なのに、ほんの少し話をするだけで、すっごく元気をもらえる人もいる。
人生に対する姿勢が積極的か消極的かとか、また単純に性格の問題でないようだ。
年を重ねてきて、最近、それがわかるようになってきたような気がする。
それが、なにかと思っているかは、いつか、このブログで書こうと思います。
今日は、禅問答みたいになりました。
それではまた。