2009年3月7日土曜日

ペンアゲインというオモシロいペン見つけました。 PenAgain!



ステーションプラザ天王寺というところの催し物会場で、ペンアゲインというボールペンを見つけました。

写真は、自分の中学2年の子供の手です。

オモシロい形してるでしょ。

すっごく書きやすいんです。

人間工学というか、エルゴノミクスに基づいて作られているような形です。

値段も1本380円と高くはありません。

定価は600円ぐらいだそうですが。。。

試し書きしてみると、なんと書きやすいことか、びっくりしました。

めずらしいペンなので、10本買って帰りました。

家に帰って、インターネットで調べてみると、

1987年、アメリカのカリフォルニア州の高校生が遅刻した罰として、居残りで勉強をさせられ、

教室には彼ひとり。

静まり返った部屋には必死に進めるペンの音だけが響きます。

ほどなくして「なんて腕が痛いんだ!」と、ペンを投げ出してしまいました。

しばらくそのまま机の上に放り投げたペンを見つめていましたが、ふとペンを手に取り、まじまじと見つめなおしました。

「ペンのカタチって、本当にこれでいいのだろうか。」

それから一目散に家に帰った少年は、地下ガレージの父親の道具を使って新しいペンの製作にかかります。

熱でプラスチックを曲げてみたり、溶かしてみたり。

なかなか思うようなペンは出来上がらないものの、大学に入ってもその熱意は冷めません。

大学卒業後も製作を続け、

「またペンか!」
と友達もあきれていたようです。

時が経ち、2006年。世界最大の小売企業ウォルマート・ストアーズが変わったカタチのペンを売り出したと話題になったそうです。

そうです。このペンアゲインです。

ペンの先が二つに分かれたユニークな形は、とても注目を浴びたようです。

そのメーカーは、あの時の少年のコリン・ロッシュという人と友人のボビーと2人で5000ドルずつ出して創業した会社です。

「ペンアゲイン」の名前の由来は、

大学の友達が言った

「またペンか!(Pen again!)」
の一言から。

高校生のこだわりは何と19年の時を経て実現したのでしたすね!!